ローヤルゼリーの原料は何?

美容や健康に興味のある方の多くは、「ローヤルゼリー」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
ミツバチによってつくられているということも有名かと思います。
では、ローヤルゼリーはなにでできているかについてはご存知ですか?
ここではローヤルゼリーの特徴から、その原料についてご紹介させていただきます。

■ローヤルゼリーってどんなもの?

ローヤルゼリーはミツバチによって作られますが、その目的は女王蜂や幼虫の食事です。
幼虫といっても、働き蜂の幼虫に与えられるのは、ローヤルゼリーよりも栄養価の低い「ワーカーゼリー」と呼ばれるものであり、ローヤルゼリーを生涯与えられ続けるのは女王蜂だけです。
ローヤルゼリーだけを与えられ続けた女王蜂は、からだの大きさは働き蜂の2~3倍、寿命は30~40倍となり、毎日1,500個もの卵を産むことができるのです。
働き蜂と女王蜂を比較すると、ローヤルゼリーがからだに与える影響が大きいことが想像できますね。
実際に人間への影響として、一般社団法人 全国ローヤルゼリー公正取引協議会では以下のような効果研究を公開しています。
  • 女性の更年期障害
  • 高脂血症
  • 高血圧
  • 耳鳴り
  • 更年期周辺
  • 女性の肩こり
人間のからだにもいい影響があることが研究されているローヤルゼリー、その原料は一体なんなのでしょうか。

■蜂蜜とは違う?ローヤルゼリーの原料

ここまでローヤルゼリーの特徴について確認してみたところによると、ローヤルゼリーの原料はなにか特別なものが使われていそうな気がするかもしれません。
また、「ローヤルゼリーは蜂蜜の成分?」、「ローヤルゼリーって蜂蜜の種類?」など、蜂蜜と関係があると思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、ローヤルゼリーは人工物ではなく天然の素材で、蜂蜜とは別ものなのです。
蜂蜜が花の蜜を集め、蜂の巣の中に貯めたものであることは、ご存じの方も多いと思います。
ではローヤルゼリーはどんな点で蜂蜜と違うのでしょうか。
ローヤルゼリーの原料は花粉や蜂蜜なのですが、それ自体がローヤルゼリーというわけではなく、働き蜂が花粉や蜂蜜を食べ、体内で分解・合成したあと上顎や下顎から分泌した物質のことをローヤルゼリーと呼びます。
蜂蜜と比べると、乳白色で発酵食品のような酸味をもっているのが特徴です。

■副原材料が入っていることも?

「ローヤルゼリーは天然素材」とご紹介しましたが、種類によっては副原材料や添加物が入っているものがありますので、ここで確認しておきましょう。
販売されているローヤルゼリーは以下の3種類に分類できますが、調整ローヤルゼリーについては副原材料などで加工がされています。
  • 生ローヤルゼリー
  • 乾燥ローヤルゼリー
  • 調整ローヤルゼリー
ミツバチによってつくられるローヤルゼリー、栄養豊富でからだにもいいと聞くと、生活に取り入れるとどんな影響があるのか興味がわいてきますね。